こんにちは、こなつです。
旧正月2日目はお寺に初詣に行きました。
毎年行くのはJoo ChiatにあるKuan Im Tng Temple(クアンイムトン寺院)です。
夫の家族は観音菩薩を信仰しているので、昔からこのお寺へお参りします。
ちなみに夫の妹は嫁ぎ先に合わせてカトリック教徒です。
話は初詣に戻しますが、例年はいろんな仏像を拝めていたのですが、今年はコロナ感染予防のため、観音菩薩像 (Goddess of Mercy) と布袋像 (Happy Buddha) を拝むだけのショートカットの参拝になりました。
短縮された参拝の手順
左は観音菩薩像へのお祈りの列で、右はFan Tai Sui(ファンタイスエ)の祈祷の列。
お寺に入るとすぐにどちらに並ぶか聞かれて、セーフディスタンシングで並ばされます。
(ファンタイスエについては後述しています。)
列に並んでも時間はかからずメインの観音様に着いて、拝んでお賽銭を入れて(この順番でいいのか謎)聖水をかけられ外に出ます。
以前は自分のペースでお寺の中を歩いてお祈りできていたのですが、今年は決められた順で人の流れに従って回ったので、数分でお参りが終わってしまいました。
残念ながらお線香もろうそくも供えられませんでした。
ちなみにここの観音菩薩像は千手観音様ですね。
お坊さんに聖水のようなものをピッピッとかけられたときに、娘はミカンを2ついただきました。
ありがたい縁起のいいミカンのような気がしました(この時は)。
入り口にある大きなニコニコ顔の布袋様の仏像(Happy Buddha)。
みなさんお祈りをした後に布袋様のお腹を触っていました。
ご利益があるのかな?と思い、でもウイルス感染の恐怖もあり、私は控えめにお腹をタッチして帰りました。
お賽銭の額?
お寺で少し驚いたことは、はしたないかもしれませんがお賽銭が日本より高額なのかもと思ったことです。
お賽銭というか寄付金というか、お金を入れる場所がよくわからなかったので、箱の穴をのぞき込んだらお札がいっぱい入っていたので見てしまったのです。
お正月だからみなさん奮発するのかもしれませんが、私は今までどこを参拝する時も、数十円から数百円のお賽銭をしていたのですが、お賽銭箱を見たら10ドル札(850円くらい)もけっこう多かったですよ。
新年だから景気よくしたほうがいいのかもしれません。
Fan Tai Sui ファンタイスエ
Fan Tai Sui(犯太歳、ファンタイスエ)は何かというと、道教や風水の考え方で日本でいう厄年に似たものです。
太歳は調べても意味がはっきりと理解できないのですが、木星の祟り神と覚えておけばあまり大きく間違ってはいないと思います。
厄年は太歳の影響を受けやすいということです。
今年は夫と息子がその干支に当たるので、お坊さんに祈祷をしてもらいました。
今年の犯太歳に当たるのは、トラ、ヘビ、サル、イノシシ年生まれの人たち。
今回は新年の参拝客とファンタイスエの祈祷の列とで分かれていたので、どんな祈祷をしていたのかは私は実際に見ることはできませんでした。
後で夫に聞くと、今年は簡単にお坊さんが祈祷してくれた後に聖水を振りかけてくれたそうです。
以前は年配の女性が、太歳の像の前でひざまずいて祈りを捧げている人(今回の場合は夫や息子)の頭から背中を特別な紙で撫でながら呪文を唱えて、そのあと直接の背中または服の背中の部分にスタンプを押してくれたそうです。
これも今年はコロナのせいで簡略化されたのですね。
厄除けのお祈りをしたので、今年も?平和に暮らせるのでしょうか。
まとめ
簡単なお参りになったのは残念でしたが、お寺参りもたまにはいいですね。
一年の初めにお参りをすると、何となく清々しい気持ちになります。
シンガポールで初詣をしていない方が多いと思いますが、イーストにお住まいの方はお参りしてみてはいかがでしょうか?
ちなみにいただいたミカン、腐りかけの味でした。。
それでは。
場所:Kuan Im Tng Temple (Joo Chiat)
62, Tembeling Road, Singapore 423586
Tel: +65 6348 0967
Wednesday to Sunday, 1st and 15th day of every Lunar month and Public Holidays
9am to 4pm
Monday and Tuesday: CLOSED
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