こんにちは。
私はお勤めをしていないけれど、金曜日は既に休みモードのこなつです。
昨日と今日は、シンガポールのローカル小学生の1年生から5年生は自宅でお勉強です。
HBL (Home Based Learning) といいます。
この2日間、6年生はPSLE (The Primary School Leaving Examination) の英語と母国語の口頭試験があるため、邪魔をしないように?他の学年は自宅で学習するのです。
さて、シンガポールのHBLってどういったことをするんでしょうか?
うちの小学校の息子のHBLの様子をシェアしたいと思います。
コロナ禍のHBL
シンガポールの学校では、以前からHBLというものはあったのですが、去年シンガポールがロックダウンの期間、学校に通えなくなったときにもっと本格化したようです。
うちの息子は去年小学一年生になったばかりで、HBLはとっても大変でした。
2020年4月8日から5月4日までがHBLでした。
初めて使うパソコン、タイピング、ZOOMミーティング、音読のレコーディングやら、動画撮影、パワーポイントを使用して絵の勉強、本当に7歳の彼にとって初めてだらけでした。
もちろん親が手助けをしなければ進みません。
少しずつパソコンの使い方を教えて、課題の写真や動画を撮ってやり、ファイルをアップロードしたりと、家事をする手を止めて手伝いをしました。
私が働いていなかったのが幸いでした。
それでも、親子のストレスは大きく、私は融通のきかない子供を叱ってしまったり、子供はうまくできないと泣いたり、ステイホーム自体は幸せでしたが、HBLは頭痛の種でした。
家庭だけでなく、きっと先生方も約一か月という長い期間のHBLなんて初めての経験で、準備がかなり大変だったと想像します。
今年は余裕
適切な課題の量になった
さてサーキットブレーカー(ロックダウン)後も、ちょこちょこHBLはあったのですが、だんだん先生も生徒も慣れてきたのかなという感じがします。
まず、先生の無茶ぶりが減ったという事。
以前は、時折ある多すぎる量の課題で、息子も私もヒーヒー言いながらこなしていたのですが、今は課題の量も調整されて、決められた時間内には余裕で終わる量になりました。
特に音楽や美術の課題が、1時間で終わるような内容じゃなかったのです。
動画を見て意見や感想を書けって言われても、まず、一年生では自分の思考を言葉にする力がまだまだ足りません。
しかも、パソコンのタイピングなんて初めてですから。
しかも、英語の文法もそれほどわかっていないし。
先生も一年生の子供たちがどれくらいのスピードでできるか、把握できてなかったのかな、と思います。
一人で作業ができるようになった
しかし、息子はずいぶん成長したと思います。
朝起きてシャワーを浴び、自分でパソコンを立ち上げ、学習の予定表をチェックし、もくもくと課題を片付けていきます。
ブラインドタッチもお手の物です。
私が教えたショートカットも使いこなし、きっと夫より知っているんじゃないでしょうか。
パソコン上の課題以外に、ワークシートの課題などもあります。
今はほとんど見てあげなくても、一人でできるようになってきました。
あ、写真の撮影(工作物の写真をアップロードするため)は私のスマホを使ってあげています。
しかし、やっぱり手伝うことも少しはあります。
それでも必要な親のヘルプ
例えば昨日は、音楽の授業でリボンダンスのリボンを作るっていうのがあって、リボンと割りばしと接着剤を用意してあげました。
うちには瞬間接着剤しかなかったので、これを息子に使わせては、彼も家も危険にさらされると思い、つい私が作ってしまいました。
数週間前、私が瞬間接着剤を使用して指とスプーンが離れなくなった事件があったもので。
余談ですが、リボンダンスのビデオを見ましたが、女の子のダンスって感じでしたけど。
新体操のような感じです。
チャイルドケアから帰ってきた娘が、リボンに速攻飛びついて踊りまくっていたのは想定内でした。
お母さん、声優デビュー
もう一つ、今日の英語の課題では、本読みの練習で役になりきって喋るというのがありました。
家族のメンバーと一緒にどうぞって。
セリフごとに、動物の中に自分の顔が入って喋っているのを録音していくのですよ。
こういうの苦手なんですけど。
でも、夫の帰りを待つわけにいかないので、しぶしぶ参加しました。
息子はナレーターと主人公のカエルの役。
私は、亀とトカゲの役。
しかし意外に私、上手にできているではありませんか。
というのも、お手本があるので、同じように喋って録音したらいいだけなんです。
でもね、両親が共に働いている人は大変ですよ。
仕事が終わってから手伝ってあげるんでしょうか?
お疲れ様です。
↓シンガポール情報のランキングです。
なるほどって思った方、クリックをお願いします!