こんにちは、こなつです。
シンガポールで見ず知らずの人に親切にされたことや、そんなに仲良くないのにいろいろな値段を聞いてこられた経験はありませんか?
さて今回は、シリーズ化してきた「シンガポールあるある」のシンガポール人編です。
シンガポールに住んでいる方には、あるあるって共感してもらえると思います。
シンガポールのことをよく知らない方は、ええっ?と驚くかもしれません。
これから来る方には心の準備として知ってもらえたら、ちょっぴり役立つかもしれませんよ。
値段を聞かれる
何か新しいものを買ったり、珍しいものを持っていたりすると「それいくらで買ったの?」ってシンガポール人に躊躇なく聞かれたことはありませんか?
全くの赤の他人にはそんなこと聞かれないかもしれませんけれど。
私は最初、身内や知り合いがそういう感じだったので面喰いました。
「どうして何でもかんでも値段を聞くの?失礼じゃない?」って。
結婚したばかりのころ、ある年上の友達アンティが、「旦那さんの給料いくらもらってんの?」って聞いてきましたね。
これにはさすがにびっくりしました。
お金の話が大好きなシンガポール人。
それとたぶん、「あんた大丈夫なん?」っていうお節介な気持ちもあったと思います。
恐ろしいのは私もシンガポールに10年住んで、彼らのマインドが私の中に侵略してきていることです。
最近はあらゆる物について「それいくらだった?」って夫に聞いてしまっている自分がいます。
キアスな人々
キアスというのは福建語で、英語に訳すと “the fear of missing out”、「逃す恐怖」といえばいいでしょうか。
お店に並ぶ人の行列を見ると、「自分も手に入れないと?」って気になっちゃって、自分も列に並んでしまうという。
「自分だけチャンスを逃すのが怖い、自分一人だけが損したくない」って気持ちですかね。
夫に確認したら、キアスは「他人に勝ちたい」っていうのとは違うそうです。
私もちょっと間違って理解していました。
(キアスは負けず嫌いって書いてあるブログがあったから。自分の解釈で書いてある情報も多いですね。)
例えば、職場でみんなでお金を出し合って、宝くじを購入しようって話があったとします。
もし自分だけ参加しなくて、宝くじを買った同僚たちが大金を当てたら自分はもらえないわけです。
そう考えるとなんだか不安になって自分も参加してしまうという。
もう一つ例をあげると、自分の子供のクラスメートがほぼ全員学習塾に通っていたら、自分の子も行かせないとやばいんじゃないかと思ってしまう。
誰でも多少は持っている感情ですよね?
ただ、シンガポール人はそれが強いという事らしいですね。
水を飲めと何かと言われる
暑い国ですからね、熱中症予防に言うんでしょうけど、チャイルドケアや小学校ではたくさん水を飲むほどいいように言われがちです。
うちの息子と娘はチャイルドケアで半ば強制的に飲まされたことがあって、家に着く前に「トイレ、トイレ!」と慌てることもよくありました。
一回の水の量を多くしないで、こまめに少しずつ飲ませて欲しいものです。
他にも、風邪をひくとやたら「ビタミンCを取って、水をたくさん飲むんだよ」って誰かには言われますね。
日本人の「暖かくしてゆっくり休んでね」と同じ感覚ですね。
コロナ感染防止として学校の保護者の間でも「水を飲みましょうね!」って言っている人もいました。
病気になったら水、病気の予防にも水、元気でも水。
人間の体には確かに水は必要ですけど。。
ハンカチは持たない
これはあるあるというより、ないない。
シンガポールでは、ほとんどの人がハンカチを持ち歩きません。
持っているのはシンガポール人のおじ(い)さんたちか日本人。
ちなみにうちの夫はマイノリティのハンカチ持ちです。
うちの息子もハンカチを持って来る学校で唯一の生徒かもしれません。
あるシンガポール人のアンティに、日本人はハンカチを使うという話をすると、
「悪いけど、それって清潔じゃないよ。」
って言われてしまいました
外出先に使い捨ての手拭きの紙がある時はそれでいいですけど、無いときも多いですよね。
外のトイレで手を洗った後、髪の毛で手を拭いたり、トイレットペーパーで手を拭くほうが不衛生だと思いますけど?
バスや電車で席を譲ってくれる
これは、シンガポールのいい所のひとつです。
妊娠中や赤ちゃんを連れている場合は特に、バスや電車の中で立っていると席を譲ってもらえる率が高いです。
これは、シンガポールで育児をしている日本人たちにはとても有名ですね。
大人だけでなく学生も、妊婦やお年寄りに席を譲る光景が見られます。
日本人よりそういう親切行為を恥ずかしがりません。
シャイっていうのは誉め言葉なんかではなく、本当はできることができなくなるので損ですよね。
逆に外国人のヘルパーさんたちが、優先席にどっしりと座っているのは気になりますけど。
まとめ
今回は、シンガポール人編の「シンガポールあるある」でした。
少しシンガポール人のことがわかりましたか?
違いがあるってことはおもしろいですよね。
まだまだありそうですが、この辺で。
それでは。
お読みくださってありがとうございます。また来てくださいね!
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