こんにちは。
昨日わらび餅を作って夫を喜ばせた、よい妻こなつです。
昨日、夫に夕飯のために麻辣香鍋(マーラーシャングォ、マーラーホットポット)を買いに行ってもらったら、夫からそのコーヒーショップ(ホーカーズとは言わない)全体が休業中だとメッセージが送られてきました。
ていうか実際は、
“mala no more”
という、なんとも不親切なメッセージ。
写真付きだったから何かあったんだなと思ったけれど。
私は、はっきり写真を見ていなかったので、コロナ感染者でも出たのかな?と思っていたら、その20分後くらいに夫からある動画が転送されてきました。
それは、その日の午後にそのコーヒーショップであった大きな火災の様子でした。
え?あそこ、火事になったの?
コーヒーショップで大火災
あとでネットでニュース記事を読んでみると、火はフィッシュスープ店から発生したとのこと。
なんとそこは、私のお気に入りのフィッシュスープ店だったのです。
ショックと同時にオーナーさんを心配しました。
オーナーさんはとっても感じのいい人で、いつも笑顔で接客してくれていました。
他店のフィッシュスープとは違って、いろんな種類の魚が選べて、お店独自のソースが何種類もあって、付け合わせのサラダみたいなお惣菜も無料で提供していました。
シンガポールの屋台はどこも似たり寄ったりな感じですが、このお店はヘルシー路線でオリジナリティを出していて感心していたのです。
もちろんフィッシュスープも美味しかったですよ。
他のお店も一か月以上営業できなくなるそうで、コーヒーショップで働く全員が気の毒です。
お店が丸焼けになるって、誰が予想できたでしょうか。
火事って恐ろしいですね。
一瞬で財産が燃え上がるって。
そういえば、昔私がちょこっとだけ習っていた、茶道の先生のお宅の隣が火事になったことを思い出しました。
幸い先生のお宅は焼けませんでしたが、消防の水で家の半分が水浸しになって、家財道具が使いものにならないって意気消沈していました。
火災の記事:The Straits Times
Fire engulfs Tampines coffee shop; workers escape as vents above them explode
火事が起きたらどうする?
The Straits Timesの記事にあったのですが、他のお店で働く人が火を消そうとして水をかけたら、火が激しくなったとあるので、その行為でもっと火災が大きくなったようです。
油の過熱による火災だったのでしょうか。
油に火が付いたら、水を掛けたらいけないって知らない人も多そうです。
うっかり水を掛けそうだけれど、うかつにやっていはいけませんね。
なぜいけないか簡単に説明すると、水が瞬時に水蒸気に変わって、ブワッと広がるからです。
水を水蒸気にすると体積が1700倍になることを、小学校か中学校で習いました。
消火器がコーヒーショップに備えられていなかったのでしょうか?
では、実際油の入った鍋に火が着いたらどうしたらいいか。
その鍋にすぐ蓋をするとか、濡らしたタオルを鍋に掛けるといいとかネット検索で出てきました。
が、
私が検証していないのに、無責任なことは言えません。
命にかかわりますからね。
そこで、信用できるわかりやすい動画を見つけました。
kobecitychannelさんの、『天ぷら油火災 最も安全で確実な消火方法』
蓋やタオル、役に立っていませんね。
やっぱり消火器に勝るものはありません。
消火器を一家に一台持っていたほうが安心です。
一番大事なのは予防から
しかし、火事を起こさない事が一番大事ですよね。
料理等で火を使っているときは、その場を離れないということを忘れてはいけません。
油は火がすぐに着くんだそうです。
うっかり電話に出てしまったり、子供に呼ばれたりすることもありますが、絶対目を離さないようにしないと。
火の用心!
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