こんにちは、こなつです。
中華系の人たちの間では、今年の7月29日から8月26日までの一か月間、旧暦の7月をゴーストマンスまたはセブンマンスと呼んでいます。
セブンマンスには天国と地獄の門が開き、あの世から霊が帰って来ると言われています。
日本のお盆と似ていますね。
ただ、ご先祖様が帰って来るというだけでなく、ハングリーゴーストと呼ばれる供養されていない飢えた霊も帰ってくると言われています。
彼らは何しに帰って来るのか?それは、休暇として遊びに帰って来るんだそうですよ。
ゴーストマンスの初日、15日、最終日にドラム缶の中で模したお金やお札などを焼いたりお供え物をして霊を供養します。
今年だと7月29日、8月12日、8月26日です。
29日に道端でその供養の光景を見た方も多いんじゃないかと思います。
ハングリーゴーストフェスティバルについて詳しくまとめたものは2021年に書いた記事にありますので、興味があればぜひ読んでみてください。
ハングリーゴーストへのお祈り
うちも7月29日金曜日の夜に雨の中お祈りをしました。
昨年まで私はほとんど参加していませんでしたが、今年はちょっとやってみたかったのと雨だったので傘をさす係として自宅の前の歩道でお祈りをしました。
ちなみに子供たちは家でお留守番をしていてもらいました。
なぜかというと、年齢の低い子供は霊に寄って来られやすいみたいな事を中華系の人たちは信じているからなんです。
だからお葬式にも亡くなられた方がごく近い親族でないかぎり参加しません。
というわけで二人でお祈りをしてきました。
歩道脇にドラム缶が用意されていて、その時2,3組の夫婦がお祈りをしていました。
最初にロウソクに火を灯して地面に突き刺し、その後お線香に火をつけてブツブツお祈りをします。
夫の指示に従ってお祈りをしました。
自分はどこの誰か、霊への挨拶、安全の祈りといった感じでした。
そして線香を地面に刺します。
その後お供え物のお金やお札のようなものを焼きます。
雨がしとしと降っていたので、供物が濡れてしまってちゃんと燃えるかな?と思いましたが、ドラム缶の中には黒くて大きな炭のようなものが入っていて火が絶えないようになっていたので問題なかったです。
時折火のついた灰が舞い上がり、木の枝にひっかかったりしていましたが雨だったのでよかったです。
私たちの服や傘も灰だらけになってしまいました。
お供え物をふざけて触ったりしないように
お祈りの最初の方にちょっとわくわくして面白がっていると、夫にふざけた事をしてはいけないとたしなめられました。
後でちょっと怖い話を聞きましたよ。
内容をざっと書くと、夫の母の職場はある学校だったのですが、そこに霊感の強い女性が働いて、スイミングプールの辺りにちょっと霊がたまる場所があると言っていたそうです。
それで警備の人たちに相談してその霊たちを供養しようという事になり、ある日あの世のお金を燃やしたりしてお祈りしていました。
そこに出くわした学生が「わーすごいお金!もらっちゃおう!」とお供え物をふざけて持って帰ろうとしたのに対して、霊がかなり怒っていたのが見えたそう。
怖いですね、やはりふざけたりしない方がいいですね。
そしてその後に続きがあります。
その光景をみた霊感のある女性は、その学生のために霊に謝罪をしたそうです。
それで霊に許してもらい、霊からその女性は宝くじ(4D)の番号をもらいました。
それでいくらかはわかりませんが、後日その女性は宝くじに当選したそうですよ。
(宝くじに興味がありますか?4Dの買い方については↓の記事に書いてあります。)
いい話か悪い話かよくわからなくなりましたが、信じるか信じないかはお任せします。
とにかく念のためふざけた事はしないほうがいいですね。
実は昔あるお寺か神社の一部の小さな祭壇でちょっとふざけたことがあったのですが、当時相当不幸になりましたね、私。
それが関係あるかどうかは全く分かりませんが、今思えばあれは祟り?だったのかも。
というわけで、みなさんもセブンマンスの間はロウソクやお供え物を踏みつけたりしないほうがいいですよ。
それでは。
お読みくださってありがとうございます!
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