私の娘(4歳)はチャイルドケアセンターといって、日本でいう保育園に通っています。
うちは共働きではありませんが、誰でも入園できます。
気になる保育料ですが、シンガポールにいる日本人が親の子供は、だいたい月に1,000~2,000ドル(8万円~16万円)のところに通っているようです。
もっと高い保育料のインターナショナルスクールもあるとか。
しかし、うちはNPO法人がやっているチャイルドケアで、それよりはずっと安いところに行かせています。
だって、家から近かったから。
しかも保育料が高くない。
確かに、設備は質素ですが、教育はちゃんとしているようなので、特に問題はありません。
先生も責任者の方も、どの学年の子供の名前も覚えていて、ちゃんと目が届いている感じがします。
でも、いつも忙しそうで、たまに若干の不手際はあったりしますが、何か意見を言えばすぐに対処してくれます。
そして、子供たちの勉強にも熱心です。
書き取りテスト
保育園では中国語と英語で授業を行いますが、娘のいるK1(年中組)のクラスでは、週一回の英語と中国語の書き取りテストが先月から始まりました。
まだ今のところ単語を書くのではなく、中国語は漢字の部首、英語はアルファベットを書くテストです。
しかし、4歳の娘は、鉛筆で文字を書くのでさえ大仕事です。
ちょっと歪んだりすると気に入らないようで、消しゴムで書き直す完璧主義です。
シンガポールは、学年が始まるのは1月2日生まれからで、娘は11月下旬生まれなので、同級生の中では若いほうになります。
小さい子供の一年は成長の差が大きいので、娘にはがんばってもらうしかありません。
覚えるのが遅い
去年、コロナのせいで自宅で学習しなければならなかったときは、とっても大変でした。
この子はとにかく勉強が嫌いだし、物覚えが悪かったのです。
私は、娘は発達障害なのかと心配するほどでした。
上の子が物覚えがよく、勉強を教えるのに苦労しなかったので、余計娘が異常だと思ったのです。
「なつき(息子)は3歳のときにこんな事すぐ覚えたのに、なつみ(娘)は一つも覚えない。」
心配で、ネットを調べてみましたが、他に特に問題はないようだし、障害があるわけではないようだとわかったけれど、それでもアルファベットなどがなかなか覚えられなく、どうしたものかと思っていました。
勉強以外のトイレトレーニングやスプーンの使い方などは、娘のほうが習得が早かったのですけど。
それが最近になって、ちゃんと先生に教えてもらっているからか、アルファベットも中国語も算数も前よりずっと覚えてきています。
少しずつ向上しているのを見て、最近はホッとしています。
一年経っていますけどね、当然と言えば当然。
英語と中国語の小テストも満点を取ってくることもあります。
でも、小テストの予定のプリントを見ると、毎週難しくなっていくのですごーく不安です。
やる気がない
しかし、勉強嫌いはちっとも治っていません。
勉強を教え始めてすぐに、娘はイヤイヤモードになってしまいます。
で、説明しても聞いていません。
中国語を教えている夫には、
「あっちに行け!」
と暴言を吐いています。
夫は匙を投げるってこういう事かっていうぐらい、
「もう教えたくない!どうなっても知らないよ!」
ってなるし、
当然私も何度キレそうになったかわかりません。
普段は妹に教えるのが上手な息子も
「もう、なつみに教えたくない。全然聞いてないもん。わーん」
って泣き出してしまいます。
わかる、わかるよ。
親の責任
しかしちゃんと家で勉強しないで、こんな小さい子がテストで点を取れるわけがありません。
親が教えないと。
これは親の責任です。
息子がこの保育園にいたときも当然小テストがあったのですが、
全く点数が取れていないクラスメートもいたのです。
先生が、
「あんた、教えてやらなきゃ」
ってその子のお母さんに言っていましたが、
「ムリムリ~。勉強なんてしないわよ~」
ってお母さん。
そうですよね、こんな文字の練習とか単語を覚えるとか、好きな子のほうが少ないですよ。
でも、今やらないと後でもっと大変になるから。
私だって4歳の子に鉛筆持たせて、
「はい、問題1。〇〇。書いて」
ってやらせるの好きじゃないですよ。
でも、そういう国に生まれたから。
ああ、明日は中国語の小テスト。
私はあまり教えてあげられないから、息子に手伝ってもらいます。
喧嘩にならなかったらいいな。
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