こんにちは。
どんな人も多かれ少なかれ、みんな持っている心配事。
私の心配事の一つは、わが息子の性格について。
それは、息子はとてもセンシティブ、繊細っていうことです。
どういう風に育ててあげたら、息子がもう少し強くなれるのか考え中です。
学校での出来事
先日、私と息子(なつき)が一緒に学校から帰る途中、なつきが学校での出来事を話し始めました。
なつき:「今日ね、授業で校庭へ出たときに、地面に毛虫がいたの。」
なつき:「その虫はちょっと怪我をしているみたいで、ゆっくり動いていて。」
なつき:「それをアダムがいきなり靴で踏んで、殺しちゃったの。」
私:「そっか。でも、なつき、毛虫嫌いでしょ?」
なつき:「でも、その虫は一生懸命ヨイショ、ヨイショってがんばって、そこから動こうとしていたの。」
なつき:「それをアダムが…」
私:「『踏んだらダメだよ!』って言わなかったの?」
なつき:「言わなかったよ。だって、他の子がもう注意してたから。」
なつき:「でも、アダムは “So, What!?” って言ったの。」
と言って、うつむいて、そっと指で涙を拭っていました。
なつきは、がんばって生きようとしている虫を殺して、何も悪びれない同級生の行為に心を痛めていたのでした。
いつもなつきは、毛虫系を見たら、気持ちわるい、怖いって言って逃げるのに。
毛虫にも情を持った息子にキュンっとなった母、こなつでした。
が、泣く?
こんなにセンシティブでいいのでしょうか?
いろんな事に泣く
ある日、私がふざけて、なつきのぬいぐるみの犬の顔を掴んだときも、
「わーん。かわいそう。」
って半泣きになりました。
私が例として、日本で起こった誰かの交通事故の話をした時も、しくしく泣いてしまいます。
台風で庭がめちゃくちゃになったおじいさんの話をしても、半泣きになります。
学校での英語や中国語の書き取りのテストで、たった一問間違えても傷つきます。
妹(なつみ)がドンキで試食でもらったイチゴをうっかり落としたときも、
「なつみがかわいそう~」
って半泣きになります。
「なつみはイチゴが大好きなのに。」
って。
なつみ本人はケロッとしているのに。
ストレスに勝てる?
こんなので、小学校卒業試験(PSLE)という小学6年生になったら受ける試験のとき、大丈夫なんでしょうか?
PSLEとは小学校卒業後の進路を決める大事な試験です。
その試験の結果によって、どの中学校(Secondary School)に行けるのかが決まるのです。
シンガポールは競争社会。
小学生の親御さんたちは、多かれ少なかれPSLEに向けて対策を練り、子供に万全の態勢で臨んで欲しいと思うのです。
親子ともにかなりストレスがかかるという噂です。
し・ん・ぱ・い
まとめ
優しい心があるのはとてもいいことで誇りに思うけれど、センシティブ過ぎるのはちょっと。
もう少し図太くなって欲しいものです。
人生は辛いことのほうが多いと私は思っています。
歯を食いしばって、生きていかなければならない事もあるでしょう。
私は彼に何をしてあげられるんでしょう。
泣くな、強くなりなさいって言ったって、効果はあまりないと思います。
彼の悲しみや不安を受け止めていけば、そのうち少しずつたくましくなっていくのでしょうか?
ついつい
「そんなことで泣くなよ~」
とか言ってしまうのですが、悲しいね、って認めてあげるのがいいのでしょうか?
つい、こうしたほうがいいとか、アドバイスしてしまうのです。
子供を育てるって、あたりまえだけど植物や動物と違い、人間を育てているんですよね。
私もできた人間じゃないのに。
改めて、すごく責任が大きいなって思います。
私もまだ母親8年生。
子供の一番の理解者でいようということを忘れず、試行錯誤をしてがんばります。
お読みくださってありがとうございます。
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