うちの息子は、シンガポールの小学校に通っています。
現在、来年度の新入生の入学の申し込みが、いくつかのフェーズに分かれて始まっています。
シンガポールでは、どこの小学校に入学するか親が選んで申し込みをするのです。
詳しく調べたい方は教育省のサイトを参考にしてください。
二年前、私たちは息子がK2(日本では年長組)の時に、一番自宅から近くてしかも人気校だったところに申し込みましたが、抽選で外れ、まだ枠のあった今通っている小学校を選びました。
今のところ特にその学校に大きな不満はありません。
一クラスの生徒数が多くなくて、教師の目が届きやすくていいんじゃないかなって思っています。
でもこれって比べようがないですね、他の学校に行ってないんだもの。
もしかしたら、もっとレベルの高い教育を他の学校はしてるのかもしれませんが、よくわかりません。
でも、時間割はおおむねどの学校も似たようなものだと思います。
今回はローカル校の時間割でびっくりした事をシェアしていこうと思います。
私の時代と今の日本の小学校では、いろいろ違ってきていると思いますが、日本の友達の話だと大まかな流れは変わってないということで。
早すぎる登校
まず、学校に着かなければならないのは、午前7時20分です。
バス通学を選んだ生徒は、バスがいろいろな場所の生徒を拾っていくため、早い子は6時前に家を出ないといけないそうです。
うちは夫が息子を車で送っていくので、7時に出発します。
シンガポールでは太陽が昇り始めるころですね。
トイレ休憩が無い
シンガポールの学校は、授業と授業の間に休み時間がありません。
それでトイレに行くときは手を挙げて、
“Mrs. 〇〇, May I go to the toilet?”
と先生に伺わないといけないのです。
女の子なんて大きくなるにつれて、言いにくくならないのでしょうか?
せめて5分でいいから休憩を挟んで欲しいものです。
短すぎる休み時間
ローカル小学校はrecess(リセス)という30分間の休み時間があります。
2年生の息子の場合、10時30分に始まります。
1、3、5年生は10時スタート。
その30分で、食事、トイレ、友達との遊びを全部済ませます。
とっても慌ただしいです。
給食はなくて、学校の食堂で何か買って食べたり、お弁当持参の子も食堂に行ってクラスごとにかたまって座るそうです。
ちなみに息子は朝にたくさん食べるので、まだこの時間はお腹がそれほど空いていなく、チキンナゲットのような小さなものを2つほど食べるそうです。
せめて食事の時間と、休憩時間は分けて欲しいです。
しかも今はコロナのせいで、クラスの中でも二組に順番が分かれてしまって、15分で食事、残りの15分で休憩と交互になり、組の前半の子と後半の子は一緒に遊べません。
早すぎる下校
息子は二年生で課外活動が無いので、基本午後1時30分に下校します。
私はバスで息子を迎えに行っていますが、学校の門の周りには生徒たちの父母、ヘルパーさん(メイド)、祖父母たちが子供たちを待っています。
日本みたいに集団登下校などはありません。
兄弟のいる子供たちや高学年の子供たちになると、子供たちだけで帰るようになっていきます。
たまに家が学校の近所で、一人で帰る一年生の子もいましたが、夫からするとちょっと心配になるようです。
シンガポールの親は日本に比べると、過保護だなぁって思います。
中学生になっても車で送り迎えとかは、珍しくありません。
誘拐や交通事故は少なくなるだろうなとは思いますが。
うちの場合は、下校して家に到着するのが2時過ぎなので、それから私と息子は一緒に軽い昼食を取ります。
もし仮に私が外で働くとなると、息子は日本の学童保育のようなstudent care centreに行くか、義理の両親のところで私が迎えに行くまで過ごすでしょう。
まとめ
今回は時間割についてびっくりした事だけ書きましたが、ちょっと過密なスケジュールな気がしますね。
慣れてくるとこれが普通になってくるんでしょうけども。
休み時間が少ないのでは、あんまり友達と遊んだり喋ったりできないと思います。
そんな環境で校内で友情を育めるのか疑問です。
何かの話のついでに息子に
「もし転校することになったら、どう思う?さびしい?」
って聞いたら、
「べつにいいよ!」
と、あっさり。
うちの夫は小学生時代からの友達が何人もいるので、関係ないのかなとは思いますが。
また今後は、学校でどんなことを習っているか書いてみたいと思います。
お読みくださってありがとうございます。また来てくださいね!
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